<Onomatopoeia>不思議なオノマトペ
- Miyuki Nemoto
- 2015年1月12日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年8月11日
こんにちは。NEXUS Englishマンツーマン英会話よりネモトです。 突然ですが、「オノマトペ」をご存知ですか? あまり知らない方のために、(私も含めて) 「オノマトペ」(擬音語&擬態語)とは何ぞや? ということで、 まず、日本語のオノマトペについて調べてみました。 ニコニコ大百科によると <擬音語とは?> 物が発する音や声を真似て字句で描写した語句のこと。 「ドカーン」「ヒヒーン」「サラサラ」 「ワンワン」など。 <擬態語とは?> 状態や心情など、音のしないものを音によって表す言葉。 「ニコニコ」「プンプン」「フラフラ」「ヒリヒリ」「ジンジン」など。 オノマトペとは? ニコニコ大百科(日本語) コラム「音なきものに音を聞く「擬態語」(日本語) 上記コラムによれば、 擬音語をもつ言語は多いそうですが、 擬態語が発展した言語は少なく、 とくに日本語と韓国語に擬態語が多いらしいです。 日本語には、4500語以上存在するそうです。 では、英語ではどうなのか? というと 英語にもあるんですねえ。 オノマトペは、英語で「Onomatopoeia」。 語源は、ラテン語&ギリシャ語だそうで、 Dictionary.reference.com によると 1.the formation of words whose sound is imitative of the sound of the noise or action designated, such as hiss, buzz, and bang. 2.the use of such words for poetic or rhetorical effect. どうやら、英語に擬態語というのは少ないみたいです。 ちなみに一番分かりやすいのは、動物の鳴き声かもしれません。 例えば、 日本語で「ニャー」は? 猫ちゃんですよね。 英語では、「Meow」(カタカナにすると「ミャオ~」かな?) 日本語で「モー」は牛の鳴き声ですよね。 英語では? 「Moo」(カタカナにすると「ムー」?) 英語で「Cock-a-doodle-doo」(カタカナにできない。。。。) (無理矢理カタカナにするなら、コックァドゥルドゥーかなあ?) 日本語では、にわとりの鳴き声の「コケコッコー」。 じゃあ、英語で「Oink,Oink」(オインク、オインク)は? 日本語では、なんとビックリ 豚の鳴き声の「ブーブー」なんですねえ。 なぜ、豚の鳴き声が「ブー、ブー」じゃなくて、 「オインク、オインク」と聞こえるのか? 私にはナゾです。 同じ音を聞いても 生まれ育った国や地域で使われている言語・文化によって 全く違って聞こえる「オノマトペ」のお話でした。 中々面白いので、更に詳しく知りたい方は、 「英語の擬音語・擬態語について」(日本語との比較) (著)明治大学 教授 丸山孝男氏 のリンクを貼っておきますので、ご参考にしてください。 それでは、また。
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