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事件に巻き込まれた留学生 Part1

  • 執筆者の写真: Miyuki Nemoto
    Miyuki Nemoto
  • 2020年5月23日
  • 読了時間: 2分

こんにちは。NEXUS-Englishマンツーマン英会話の根本です。



前回の話の続きです。



IDを紛失され、時がしばらく経ち、その事件を忘れかけていたころ、



ある日、銀行から電話がかかってきました。



銀行に財布を私が忘れていったというのですが、



ねもと: 「ワシントン州には、半年以上戻っていないので、何かの間違いじゃないですか?」 と聞いたところ、



銀行: 「先ほど、お金を下ろしに来られていたようでしたので、すぐにお電話したのですが?」



とあちらも困惑気味。



ねもと: 「お金も下ろしてませんが。」



銀行: 「最近、カリフォルニア州でカードを使った記録がありますが、現在のお住まいは、カリフォルニア州ですか?」



ねもと: 「カリフォルニア州ですか? 過去に数回行ったことがあるだけですが、どういういことですか?」



銀行: 「残念ですが、あなたの銀行口座を誰かに悪用されている可能性がございます。」



ねもと: 「・・・・・・・・・・・・」



ねもと: 「どうすればいいのでしょうか?」



銀行:「警察に盗難届をまず提出してください。その後、銀行に直接来ていただき、記入していただく書類がござます。あなたのお金が盗まれたことが証明されれば、全額戻ります。」



こんな感じの会話だったかと思います。



貧乏人の口座からお金を盗むなんて信じられませんでした。



泣きそうでした。



ふと、IDを紛失された事件を思い出しました。



ねもと: 「ちなみに、財布に入っていたIDの私の顔写真は、どんな顔ですかね?」 



とマヌケな質問。



答えを聞いて仰天しました。



銀行: 「ブロンドの白人女性です。」



ねもと: 「あのね、名前をみたら、どう考えてもアジア系の名前だってわかりますよね?どうして疑問に思わなかったんですか?」



キレ気味の私は、つかさず抗議したのですが、



プライバシーの侵害にあたるので、



白人の方が、なぜ日本人名を持っているのかという質問はできないというのです。



結局、この事件のおかげで、ワシントン州に行かなければならなくなり、



警察に盗難届を出し、



銀行では、何十枚もの(少なくとも30枚は、ありました。)書類を



銀行の人と一緒に確認しながら記入しました。



その後、警察から書類が届き、



いくつかの質問事項に答える形式になっていたのですが、



「もし容疑者が捕まったら告訴しますか?」



という質問がありました。



何で、こんな当たり前のこと質問するわけ?



イエスに決まってるでしょ。 YES, YES, YES!!



イラッとする私。



ニセのIDに堂々と顔写真を載せてるんだから、絶対に捕まると思ってました。



しかし、その女が捕まったという連絡は、結局ありませんでした。



どういうことなんですか? ってホントに言いたいですよ。



今となっては遅いんですけど。。。。。



皆さん、IDを他人に貸すのはやめましょう。



次回に続きます。。。。。


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